ローストチキン(ホール/レッグ)& ベジ & グレービーソース

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ローストチキン(レッグ)の画像前日から塩と砂糖のマリネ液に漬けておけば、当日はオーブンにお任せ!忙しい日でも助かります。
マリネ液に漬け込んだお肉は、とっても軟らかく、外はパリッ、中はジューシーなローストチキンに焼きあがります。一緒にポテトや人参、玉ネギなどを焼けば、さらに見栄も良く、美味しく、テーブルの上が華やかになります。アメリカに居た時には、このレシピでホールチキン(1羽)をよく焼きました。(ターキー:七面鳥も焼けます)とっても簡単なので、忙しい日やパーティーなどでの私の救済レシピです。
焼き上がった後の天板に出る肉汁で作る『グレービーソースの作り方』も紹介しています。お好みで添えてくださいね!(ページ最後にありますよ)

材料(チキン丸1羽やレッグ、お好きなお野菜でどうぞ!)

    ==♦ 基本の材料 ♦==
  • 鶏 丸1羽やレッグなどお好きな部位と量
  • ジャガイモ、玉ネギ、人参、ニンニク、カボチャなどお好きなお野菜
  • *目安として
    *鶏1羽(腹中除去すみ)=約1.5~2.5kg / *レッグ1本=約160~200g

    ==♦ マリネ液とマリネ用材料 ♦==
  • *水 250㏄(鶏 1kgに対して)
  • *塩 小さじ2½杯(鶏 1kgに対して)
  • *砂糖 小さじ2½杯(鶏 1kgに対して)
  • パセリ 2~5本
  • ニンニク 2~3片(カットするか、包丁で押しつぶす)
  • 月桂樹の葉 1枚
  • 粗挽き胡椒 適宜
  • お好みのハーブとセロリの葉 適宜
    (例:タイム、バジル、ローズマリーなどの乾燥または生、クレイジーソルトなど)
  • レモンの皮 ⅛~¼個分
    ==♦ 焼く直前の味付け ♦==
  • 塩 適宜
  • 粗挽き胡椒 適宜
  • ベーコンのスライス 5cm分くらい(5㎜幅にカット)
  • (お好みのハーブ 適宜)

★このマリネ液でお肉に付く下味は、あっさりの薄味です。(美味しいですよ。)
グレービーソースをかけてしっかり味になるくらいです。グレービーソース無しの場合は、マリネ液の塩と砂糖を気持ち増やしたり、焼く際の塩と胡椒を多目にしても良いですね。
(あっさり目がお好みなら、このままでも十分ですよ! 私は好きです。)


作り方

☆下準備: 丸1羽の鶏肉は、皮とお肉の間の余分な脂肪を出来るだけ取り除く。

    ==♦ 鶏をマリネ液に浸け置く ♦==
  1. マリネ液を全てボールまたは、ジップロックやビニール袋に入れ混ぜ合わせる。

    (↑☆丸1羽の場合は袋がおススメ!)

  2. 鶏肉をマリネ液に浸けて、冷蔵庫で数時間~24時間漬け込んでおく。
    この時のポイントは!!『お肉が空気に触れず、マリネ液が全体に回る!!』

    ★ボールの場合★
    ラップをマリネ液と鶏肉に密着させて覆い、上から普通にラップでカバー。

    ★袋の場合★
    袋の空気を出来る限り抜き、輪ゴムなどで括り、万が一、マリネ液が漏れた時に備えて、ボールに入れる。


  3. ==♦ 焼く(オーブン予熱230℃) ♦==
  4. 鶏肉を、焼き始める30分前(夏)~1時間程前(冬)から冷蔵庫から出し、室温に近づけておく。

    (↑☆冷え切ったお肉を急に焼くと、温度差のショックで、焼き縮みや、お肉が固くなる原因になります。)

  5. お野菜を好みの形に切る。ニンニクは、皮を付けたまま焼くこと。

    (↑☆ニンニクは皮を剥くと、直ぐに焦げてしまいます。皮を剥かずに焼いてください。お好みで、玉ネギも皮付きでカットしても良いですよ。)

  6. オーブンの天板、又は耐熱容器にオリーブオイル(分量外)を敷き、カットした野菜をオイルで軽くコーティングするように絡ませ、出来るだけ重ならないように並べる。

    (↑☆並べ方として、ジャガイモは、鶏肉の下に来ないようにする方が、ジャガイモが美味しいです。)

  7. 鶏肉をマリネ液から取り出し、⑤の上に乗せる。

    (↑☆丸1羽なら、胸が上。手先は焦げやすいので肩の下に隠す。)
    (↑☆お好みで、マリネ液に浸けたパセリやセロリの葉、レモン皮、ニンニクをお腹に詰める。レッグの場合は、野菜と鶏肉の間に置く。)
    (↑★鶏肉が野菜で持ち上げらることにより、鶏肉の下に空間が出来、空気が流れるので、熱が均一に届き、鶏肉に焼きムラが出来にくくなる!!)

  8. ⑥の鶏肉に塩・胡椒を振り、ベーコン(、お好みでハーブ)を乗せる。

    (ベーコンとハーブは焦げやすいので、⑧の焼き時間後半で乗せてもOK。)

  9. 前半230℃ → 後半170℃のオーブンに入れて焼けたら完成♡

    ★焼き時間の算出★
    最初の20分間は230℃ → その後175℃に落とし
    『100g x 10分間』の計算で焼く。


    ★焼き上がりの確認★
    目安の時間になったら、竹串やアイスピックなどで、骨と身の距離が一番深い所に差してみて(丸1羽の場合は。股の付け根辺り)、出てくる肉汁に血が混じらず、澄み切った汁が出てきたら焼き上がり!!

    肉汁に血が混ざるようなら、追加5分間で様子を見ながら焼き続ける。
    もしも、お肉が焼けていても、焼き色が薄いようなら、温度を230℃に上げ、3~5分追加で焼く。


↓↓↓チキンレッグ4本で準備し、3本と1本を別々に焼いた日の写真です。

     

★焼き野菜のガーリックは、皮を剥かないで焼いてください。皮を剥いてしまうと焦げて不味くなります…皮付きのままで焼くことでホクホクで甘く、美味しいローストガーリックになります。(さらに、不思議とあまりにおいません!)

★オーブンに入れる前のチキンには、お好みのハーブを、お好みでどうぞ!私はローズマリーやタイムを添えるのも好きです(*ドライハーブを使う時はフレッシュなものよりも香りがきついので控えめにネ!) 日本では、ハーブがあまり得意でない方も多いようなので、ハーブなしで焼くことの方が多いです。

テーブルの様子♪

ローストチキン(レッグ)の画像
★チキンも美味しいですが、一緒に焼くポテトが大好きです♡

★ホールチキンで焼いても、食べたい所だけ食べて、後はスープにしたり、チキンサラダにしたり、ローストチキンサンドイッチにしたり、いくらでも活用できますよ。

ローストチキン(レッグ)の画像  ローストチキン(ホール)の画像






★お野菜もお肉も、わざと多めに焼いて食べ残し、後で天板の肉汁ごとお鍋に移してチキンスープを作ると、これまた美味しいんです♡♡♡(←おすすめ!!)
(お肉の食べやすいところだけ食べて、骨の周りお肉は残して、骨ごとスープに入れて煮込むときれいに剥がれ、スープの具になります♪)

★または、焼き上がったチキンと野菜はお皿に盛り付け、天板の肉汁を煮詰めてグレービーソース(↓参照)を作るのもOK!


グレービーソース 材料と作り方


    ==♦ 作り方 ♦==

  1. 焼き上がったローストチキンと野菜をお皿に盛り付ける。

  2. 天板(または耐熱皿)に、お湯(or チキンスープストック)を注ぎ、肉汁とお焦げをヘラで削ぎとり溶かして、濾す。

  3. フライパンを弱火にかけ、バター(またはオリーブオイル)を溶かし、薄力粉を加え、よく混ぜペースト状にする。
    ②の肉汁のスープを少しずつ(大さじ2杯くらい)加えてしっかりと混ぜ続ける。これを繰り返し、ある程度ペーストが緩んだら、残りのスープを全て入れても大丈夫。

    (最初に一度に沢山の量の水分を加えると、ダマが出来ます!)

  4. 塩、胡椒で味を調えて出来上がり。

★ローストチキンはもちろん、添え野菜やマッシュポテトに添えて、かけて食べると美味しいですよ~♪


♣このレシピに関連するトピック

『What's New』 Jan.27,2013 
  の記事を読んでみてね♡
  (↑太字をクリックするとリンク先に移動しますょ)

 

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