麻婆茄子 & マーボーナス丼

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麻婆茄子の画像麻婆茄子や麻婆豆腐は、日本人の食卓にもよく上がるお手軽で手早くできる中華料理ですが、『○○の素』を使っていませんか? 手作り『麻婆ソース』の調味はとても簡単ですし、断然美味しいですよ☆ 『○○の素』を使っても手作りでも、作業工程は殆ど変わらないので、是非、手作りしちゃってください!!
紫色の茄子は漢方医学では「野菜でもあり良薬でもある」といわれる色々な嬉しい効能がある積極的にとり入れたいお野菜のひとつ。 そんな茄子と挽き肉、ニンニク、生姜、ネギなどの薬味が入った栄養バランスの良い麻婆茄子は、ちょこっとピリ辛に仕上げると食欲もそそり、ご飯もすすみますよ。 わが家の父は、ご飯にかけて『マーボーナス丼』にするのも好きなんですょ♡

材料(2~3人分)

    ====基本の材料====
  • 豚挽き肉 100g
  • 茄子 3本 

    [ヘタを取り、縦半分に切って斜め1cm幅切りにし、水につけてアク抜き]

  • ピーマン 1~2本 [ヘタと種を取り、縦1cm幅切り]
  • 人参 1/4本(6㎝くらい) [縦半分に切り、3㎜厚さの短冊切り]
  • (玉ネギまたは白長ネギ 約1/6個分 [粗みじん切り])
  • (青ネギ 10gくらい [小口切り])

  • ニンニク 1片 →(みじん切り)
  • しょうが ½かけ(ニンニクよりやや多め) →(みじん切り)
  • 鷹の爪 ½本(辛いのが苦手なら省く) 

    →(タネを取り小口切り、またはみじん切り)


  • サラダ油 大さじ2杯
  • 水溶き片栗 (約大さじ1杯の片栗粉を同量の水で溶いたもの)

    ====麻婆ソースの材料(*印は合わせておく)====>
  • *醤油 大さじ1杯
  • *砂糖 大さじ1杯
  • *酒 大さじ2杯
  • 豆鼓醤(トウチジャン) 大さじ1杯 

    (または豆鼓 小さじ1杯 みじん切り)
    (↑どちらも無ければ“赤みそ=大さじ1杯”で代用 *印の調味料に合わせる)

  • 豆板醤(トウバンジャン) 小さじ1杯 
  • 胡麻油 小さじ ½杯
  • 酢 小さじ ½杯

  • (★ベジ・ブロス 約大さじ3杯 必要ならお好みで)

★ “ベジ・ブロス(クズ野菜でとった出汁)” を入れる理由は、わが家は、やや汁気がある緩めの麻婆茄子が好きなので、以前は、ソースをのばすために “水溶き片栗” の水を多めのに入れていましたが、 “ベジ・ブロス” の方が旨みが UP するので常備している “ベジ・ブロス” を入れています。 他にも、薄めの “鶏がらスープ” でもいいと思いますよ。 勿論、入れる必要も無いので、お好みでどうぞ。

作り方

★下準備1: 各材料の準備は、まず最初に茄子をカットし、他の材料を準備する間、水につけてアク抜きをしておき、調理開始時にザルにあげる。

★下準備2: “麻婆ソースの材料” の *印 は合わせておく。


  1. フライパンにサラダ油、ニンニク、生姜、鷹の爪を入れて、極弱火でゆっくりと油に香りを移すように炒め、香りがたち始めたら豆鼓醤(または刻んだ豆鼓)を加えて30秒ほど炒める。

    (↑各材料どれも焦げやすいので、火加減に注意!)

  2. 豚挽き肉を入れ、火加減を強め、お肉がポロポロとそぼろ状になり、きつね色の焼き色が付くまでしっかりと炒める。

  3. ピーマン、人参、玉ネギ(または白ネギ)を加え、さっと炒め、刻んだ青ネギ半量と豆板醤を加えてて全体に絡めるように混ぜ炒める。

  4. ザルにあげて水気を切った茄子を入れ、ナスがしんなりしたら “麻婆ソースの材料” と、ソースが汁気のある弛めがお好みの場合は “ベジ・ブロス” や薄めの “鶏がらスープ” を加え 1分 ほど炒め煮る。

    (↑後で加える水溶き片栗の水の量を多めにして、緩めのソースにしても良いですよ。)

  5. お酢を加える

    (お酢を少し加えることで、まろやかな味になりますよ。)

  6. 水溶き片栗を加え、全体を混ぜ合わせトロミが付いてからさらに 1分 ほど加熱し続け、刻み青ネギの残りとごま油を加え全体を混ぜたら火を止めて器に盛ったら完成☆。
    ↑温かいご飯の上に盛ると『マーボーナス丼』の完成☆

    (↑★あわてて火を消した場合、片栗への加熱が不十分な状態となり舌触りの悪いボソボソとしたような、ダマのあるソースになります。 片栗にちゃんと火を通すことで全体に滑らかで綺麗なトロミがつきます。)


★★★調理のポイント★★★
★お肉はしっかりときつね色になるまで炒め、さらに、お肉から出る脂が透明になるまで炒めること!
★水溶き片栗を加えたら、トロミがついたように見えても慌てて火を止めず、片栗にちゃんと火が通るまで加熱し続けることで滑らかなトロミのあるソースになるょ!
★ピリ辛が苦手な方、逆にお好きな方は、豆板醤や鷹の爪の量を適宜加減してね。

            


油通しなしでも十分に美味しいですよ♪

麻婆茄子の画像★一般的に、麻婆茄子のナスの下処理には、高温の油でサッっと(10~20秒ほど)素揚げをする "油通し" という作業をし、茄子の色を鮮やかに留め、野菜の甘味を引き出と同時に、油の膜でコーティングされることにより、旨みと栄養分を流れ出ないようにしつつ、余分な油の吸収を抑える働きがあるのですが、わが家ではこの作業は省いていますが、お味はとても美味しいですよ☆
麻婆茄子の画像★紫色の茄子はビタミン E と P が豊富。 ビタミン P は細い血管の強化と修復、高血圧、動脈硬化にもある程度の治療効果が期待できるとか。 他にもまだまだ茄子の嬉しい効能はあるようですよ。 そんな茄子と挽き肉、ニンニク、生姜、ネギなどの薬味が入った栄養バランスの良い麻婆茄子は、ちょこっとピリ辛に仕上げると食欲もそそり、ご飯もすすみますよ。 わが家の父は、ご飯にかけて『マーボーナス丼』にするのも好きなんですょ♡


 

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