ジンジャーブレッドマン クッキー -American Sweet-

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ジンジャーブレッドマン クッキーの画像ジンジャー、シナモン、クローブ、ナツメグなどのほんのりスパイシーな風味と、本来は、モラセスという黒褐色の廃糖蜜を使ったクッキー。映画『シュレック』にも登場する人形型に抜き取られたクッキー。モラセスは、日本のスーパーではあまり見かけないので、今回はハチミツと黒砂糖で代用してみました。(モラセスを使用する際の分量も記載しています)アイシングなどでデコレーションをするのがとっても楽しく、クリスマスツリーのオーナメントとして飾ったりもする可愛らしい、欧米諸国の伝統焼き菓子ですよ♡♡♡

材料(私の使う身長9㎝のGinger manのクッキーカッターで約20枚分)

    <材料A>
  • 薄力粉 180g
  • 塩 小さじ1/4杯
  • ベーキングソーダ 小さじ1/2杯
  • ジンジャーパウダー 小さじ1杯
  • シナモンパウダー 小さじ1/2杯
  • クローブパウダー 小さじ1/8杯
  • ナツメグパウダー 小さじ1/8杯(お好みで)

  • <材料B>
  • 無塩バター 60g 
  • ブラウンシュガー(三温糖でもOK) 50g
  • *黒砂糖とハチミツ 各25gずつで合計50g
  • 卵(Sサイズ) 1個(倍量で焼く場合はL-LLサイズ 1個)

  • <打ち粉>
  • 強力粉 適量(生地を伸ばす際に使用)
    <仕上げのオプション>
  • お好みで、デコレーション用にチョコペンを使ったり、アイシングを作ってね!

★★モラセス(Molasses)が手に入る場合は★★
『*黒砂糖25g+ハチミツ25g』を→『モラセス80ml』に置き換える。
 (…が、私は、この黒砂糖とハチミツでの代用が気に入っています♡)
モラセスには、ライトタイプとダークタイプの2タイプがあります。ライトタイプは、色も風味もマイルドですが、ダークタイプは色も風味も濃くなります。お好みの方をどうぞ。

★★デコレーションのアイシング vs チョコペンについて★★
粉糖と卵白、水やミルクを使うアイシング vs チョコなので、味も当然違いますが、アイシングは一度乾くと、部屋の温度に左右されて溶けてしまう心配がありませんが、一方、チョコペンは溶けてしまいますね。

作り方

    ★下準備1 : 無塩バターは室温にしておく。

    ★下準備2 : 黒砂糖とハチミツは軽く電子レンジで温めて、黒蜜を作っておく。

    ★下準備3 : 薄力粉とベーキングPは、一度、振るいにかけておく。


  1. ボールに、薄力粉と塩、ジンジャーP、シナモンP、クローブPを入れ、全体を混ぜ合わせておく。

  2. 大き目のボールに、室温に戻して軟らかくなったバターと砂糖を入れ、滑らかなクリーム状になるまでハンドミキサーで混ぜる。

  3. ②に卵を入れ、軽く混ぜ合わせ、さらに『下準備2』の黒蜜状にした黒砂糖とハチミツを入れ、全体にムラがなくなるまで混ぜる。

  4. ③に『下準備3』の薄力粉とB.P.を合わせたものを3回に分けながら入れながら、全体が混ざり合うまで混ぜる。

  5. ラップの上に④の生地を出し、ひとつの塊にして、円盤状にして、ラップで包んで冷蔵庫に入れて30分以上、生地を冷やし固める。

    (冷蔵庫に入れる前の生地は、かなり手や作業台にくっつきやすいですが、冷やすと固まります。)

  6. ⑤の生地が硬くなったら、作業台に強力粉を敷き広げ、⑤の生地を置き、生地にも打ち粉を振り、また麺棒にも打ち粉をして、生地を3㎜厚さまで伸ばしていく。

    (この生地は、打ち粉をしないとくっつきやすいので、生地をのばす際は、作業台にくっついていないか、確認しながら上手に打ち粉を振りながら生地をのばして下さいね。)

  7. 生地が伸ばせたら、「クッキーカッターに打ち粉を付ける→型を抜く→余分な打ち粉を刷毛などで落とす→クッキングシートを敷いた天板に並べる」を繰り返す。

  8. オーブンを180℃に予熱し始める。この間に、⑦を冷蔵庫に入れ、型抜き中に軟らかくなった生地を再度冷やし固める。(約10分くらい)

    (軟らかくなった生地をオーブンに直接入れると、型抜きした生地の形が少し伸びてしまい、シャープさがなくなります)

  9. 余った⑦の生地は、また一塊にし、3㎜厚さまで伸ばして型を抜く作業を繰り返します。

    (生地が軟らかくなって扱いにくければ、冷蔵庫に入れて固めてくださいね。)
    (生地を並べる天板が2枚あると、便利ですよ。)

  10. オーブン180℃に余熱が完了したら、⑧をオーブンに入れ、10~13分間焼く。

    (★焼き時間は、クッキーのサイズによって異なります。目安は、クッキーが硬くなり、縁に焼き色が付き始めたくらいです)

  11. 焼きあがったクッキーは、オーブンから出し、クッキングシートごと2~3分間、粗熱をとり、その後、クーラーラックに移して完全に冷ます。

  12. 焼きあがったクッキーが完全に冷めたら、デコレーションをして楽しんで下さい♡


  13. ★アメリカでは、『作業⑤』で型抜きをしない場合は、生地を冷やさず、アイスクリームディッシャーで生地をすくって、天板に並べ、手のひらでギュッと押して円盤状にして焼く、“ジンジャースナップ”と呼ばれるジンジャークッキーも有名ですよ。

    ★ツリーなどのオーナメントにする場合、後でリボンが通せるように、型抜きした生地に、ストローなどで穴を開けてから焼きます。

    ★クッキーの硬さは焼き時間を短くすると、ソフトクッキーに、長めに焼くと硬めに焼きあがりますよ!ソフトクッキーは、リボンを通してオーナメントとしてつるす場合には重さで割れてしまうことがあるので不向きです。硬めに焼くことをおススメします。

              

★このジンジャークッキーは★
えりのレシピ『パンプキンパイ』や、『パンプキンNYチーズケーキ』の土台クラストにも使っていますよ。

パンプキンパイの画像パンプキンパイの作り方をみる
←画像をクリックしてみてね。

パンプキンNYチーズケーキの画像パンプキン ニューヨーク チーズケーキの作り方をみる
←画像をクリックしてみてね。
(こちらでは、即席版ジンジャークッキーのレシピも紹介しています!)


顔を描くのが楽しいのですよね~♪

ジンジャーブレッドマン クッキーの画像★お砂糖と卵白で作ったクリームの“ロイヤル・アイシング”でデコレーションしたり、
チョコペンで描いたり、小さな子供と一緒に遊んじゃってください♡

★アメリカでは、焼く前にリボンを通す穴を開けて、クリスマスツリーのオーナメントにしたりもします。

ジンジャーブレッドマン クッキーの画像  ジンジャーブレッドマン クッキーの画像








ジンジャーブレッドマン クッキーの画像★冬の寒い季節に、ショウガやシナモンによる冷え予防や、クローブの殺菌作用、他にもこれらのスパイスの効能を良く活用した、美味しいだけじゃなく、理にかなったお菓子ですね。
また、香りも素敵なクッキーですよ♡

★えりのレシピでは、本来のジンジャーブレッドに使用する、モラセスの代わりに、黒糖とハチミツで代用したレシピを紹介していますが、モラセスが手に入れば、もっと本格的な風味と色が楽しめますよ!(←写真のツリーに飾ったジンジャーマンはモラセスを使用して焼いたものですよ!)♡

★温かいミルクや紅茶と一緒に、楽しいティータイムをエンジョイし、心も体も温めて、風邪など引かないようにお過ごしくださいね♡♡♡

ジンジャーブレッドマン クッキーの画像

↑モラセスではなく蜂蜜と黒砂糖で代用した場合の仕上がりの色です。

ジンジャーブレッドマン クッキーの画像

↑モラセスのライトタイプを使用して焼いたものです。

★Halloween には、このクッキー生地で、カボチャ型、お化け型、クロ猫型…etc…でも遊べますので、是非皆さんも作ってみてね!

♣このレシピに関連するトピック

『What's New』 Dec.22,2014わが家でもツリーに飾っています☆
『What's New』 Dec.21,2014ツリーのオーナメントとして飾ってみたよ☆
『What's New』 Dec.19,2014モラセス(Molasses)で本格的に焼いたよ☆
『What's New』 Dec.16,2013
『What's New』 Sep.11,2013
『What's New』 Sep.10,2013
  の記事を読んでみてね♡
  (↑太字をクリックするとリンク先に移動しますょ)

 

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