わが家のカレー

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カレーの画像わが家のカレーは、料理人の叔父(母の弟)が作っていたカレーのレシピを、母が思いっきり家庭用に、簡素化アレンジしたもので、ほとんど叔父のカレーとは別物になってしまっているけれど、これがなかなか美味しいのですよ♪
カレーの基本の具材に、冷蔵庫にその時ある色々なお野菜が小さく刻まれてたっぷり入っているにもかかわらず、『タカコ・ナカムラさんのベジブロス』も入り、栄養満点です♪
各季節のお野菜の味でカレーの味も変わります。 冬には甘味が増す冬野菜がたっぷりカレーに溶けて隠れています。 夏には、素焼きした夏野菜をトッピングします。
忘れてはいけないのが『自家製・らっきょう漬け』トッピングもですよ♪
時間が経って熟成されるほど美味しくなるので、沢山作って味の変化を楽しんでくださいね♡

材料

    === カレー材料(8~10皿分) ===
  • 牛肉 300g(~500g牛肉のみの場合)
    ※牛肉は、カレー・シチュー用/スネ/モモ/切り落とし/スジ(要処理)など、お好みでOK
  • 鶏モモ肉 150g前後(省略可)
  • 玉ねぎ 中4~5個分くらい
  • ジャガイモ(メークイーン系) 中3個
  • 人参 1.5~2本
  • (★↑ココまでの材料は全て “大きめのひと口サイズ~好みのカットサイズ” に切っておく。)

  • キャベツ 1/8~1/6玉分(芯も使う)
  • トマト 1個
  • カボチャ 少々(あれば)
  • (…他、入れたいお野菜なんでも OK)
  • ピーマン 1個、またはパプリカ 1/4個 (あれば)
  • セロリの葉、またはセロリ 少々(あれば)
    (★↑ココまでの材料は全て “細かく” 刻む)

  • 青唐辛子 1本(あればお好みで。 鷹の爪も可)(みじん切り)
  • ニンニク 大さじ1杯=1~2片(すりおろし、または極みじん切り)
  • 生姜 大さじ1杯(すりおろし、または極みじん切り)
  • りんご 1/4~1/3個分(すりおろし)
  • マンゴーチャツネ 大さじ1~2杯
  • リーペリンソース(ウスターソースで代用可) 大さじ2~3杯
  • トマトペースト 大さじ1~2杯
    ※トマトピュレ:大3~4杯、or ホールトマト缶:1缶、or 生トマト:約3個 など何でも OK(甘くしたければトマトケチャップ:大2杯でも OK)

  • ベジブロス+お水 約1~1.5L
    (“ブロス=スープストック=出汁”)
    (★↑わが家は2日に一度作る『タカコ・ナカムラさんのベジブロス』とお水を半々で入れます。)
  • 月桂樹(別名:ベイリーフ/ローリエ) 1~2枚
  • 塩 大さじ2~3杯(~4杯)(様子をみながらの加減)
  • 胡椒 少々
  • ベイリーフ(月桂樹) 1枚

    === カレー・ルゥ 材料(8~10皿分) ===
  • オリーブオイル 大さじ5杯
  • 薄力粉 大さじ5杯
  • カレー粉 大さじ5(~6)杯
  • (パプリカ粉やカイエンペッパー、コリアンダーを微量で加えることもある)
    === ご飯(人数分) ===
  • カレーに合わせるお米(白米)に、わが家は『もち麦』を2割混ぜます。 美味しいです☆

カレー材料の画像

★★★カレーの材料について★★★
上記の材料は、好みに合わせて種類も分量も濃度も自由にアレンジしてくださいね。 わが家は『タカコ・ナカムラさんのベジブロス』を好んで使いますが、お肉やお野菜がたっぷり入っていれば、お水だけでも大丈夫ですし、ビーフやチキン、他のお肉や、魚介類のブロスを使っても良いです。
※月桂樹はカレー・ルゥを加えて迷子になる前に取り出すのを忘れずにね。

★★★例)季節のお野菜や冷蔵庫のクズ野菜は何でも可★★★
グリーンピース(冷凍、水煮、生など)、ヒヨコ豆、ブロッコリー(花蕾、葉、軸)、トウモロコシ、マッシュルーム。 素焼きやさっと茹でてトッピングによく使う食材に→茄子、オクラ、玉ねぎ、三度豆、ヤングコーン

作り方

    ★★★ カレーの具&スープを作る ★★★

  1. お鍋に【オリーブオイル】を入れ、少し煙が出るくらいまで強火で熱してから、【お肉】を入れ、お肉に焼色が付いたら、火を弱め【青唐辛子、ニンニク、生姜、(セロリ)月桂樹】【軽く塩と胡椒】加え、焦がさないように、香りを引き出す。

  2. ニンニクなどの香りが出てきたら、弱火のまま【玉ねぎ】を加え、しっとり黄金色になるまで玉ねぎを炒める。

  3. 【全てのお野菜】を加え、さっと軽く全体を大きく混ぜながら、全てのお野菜に油が馴染む程度に軽く炒める。
    【月桂樹】が具材で迷子になるのが心配なら、野菜を加える前に月桂樹を取り出してもよいが、できたらスープで煮込みたいです。
  4. 【ベジブロス+お水】などお好みのスープの液となるものを、適量加え、強火にする。
    (↑約1~1.5Lと記載しているが、加えるお野菜の量やお野菜から出る水分量で 800ml くらいしか入らないこともあります。)
  5. 【摩り下ろしリンゴ、マンゴーチャツネ、リーペリンソース(or ウスターソース)、トマトペースト、塩】を加え、沸騰したら中火~弱火で煮込み続ける。
    (煮込んでスープが少なくなったら、適宜残りのブロスやお水を追加してね。)
  6. ★★★ カレー・ルゥ を作る → スープに混ぜる ★★★

  7. お鍋に【オリーブオイル、薄力粉】入れ、極弱火で、鍋底からしっかりと混ぜ続け、薄力粉が濃い茶色のペースト状になるまで根気良く、しっかりと混ぜ続ける。
    ★Point: 決して焦がさないように気をつけて、頑張ってしっかりと混ぜ続けてね!! この薄力粉がカレーのトロミと、焼色の濃さがカレーの綺麗な茶色と風味を作り出すポイントにもなります!! 焦がしてしまうと、焦げの味が入ってしまいます…。)
  8. 小麦粉が濃い茶色のペースト状になったら、火を止め【カレー粉】を加え、お鍋の余熱を利用しながらしっかりと小麦粉ペーストとカレー粉をしっかり混ぜて、カレー・ルゥを作る。
    ※注)カレー粉を加えた瞬間から、部屋中や作業している人にカレーの香りが容赦なく付きます…。(苦笑)
  9. カレー・ルゥ が出来たら、別鍋で煮込んでいるカレースープから、スープを少しずつ(目安:大さじ2杯ずつ)ほど加え、「手早くカレー・ルゥに練り混ぜる」作業を数回繰り返し、ある程度カレー・ルゥが緩くペースト状にのびてきたら、お玉1杯分くらいのスープを加えて良く混ぜる。
    ★Point: 最初からお玉1杯の水分を加えたり、ゆっくりと混ぜていると「ダマ」ができてしまいます。 ある程度のカレー・ルゥ がのびるまでは、根気良く「少量の水分を加えてる→しっかり混ぜる」を繰り返してください。
  10. カレー・ルゥ をカレースープのお鍋に加え、蓋をして極弱火で鍋底を焦がさないように気を付けながら1時間前後~煮込み続ける。
    (※ときどき鍋底がに具材などがこびり付いていないか、確認する。 こびりつきを放置すると、焦げ付きの原因になるので注意!)
  11. 約1時間前後~煮込んだ後(煮込む時間は長いほど美味しいです)、蓋を取り、味見をして塩加減を必要により調える。
    (※「何かイマイチだな?」と思う場合は、大抵【塩】が足りていません。 また、ご飯に掛けるので、カレーだけを味見して丁度良いときは、ご飯に掛けると少し薄く感じます。)
  12. カレー皿にご飯をよそって、カレーを掛けたら完成♡♡♡

    (★食べるまでに時間のある場合は、もっと美味しくするために 「作業10」の後にして欲しい作業↓↓↓)


  13. 新聞紙とタオル、毛布などで包み、半日(最低2時間~12時間)ゆっくりと保温調理をしながら冷ますと、さらに長く煮込んだのと同じ効果が得られ、お肉がとろけるくらい柔らかくなり、美味しくなりますよ!!


★★★ カレーの具&スープを作る ★★★

            

★★★ カレー・ルーを作る → スープに混ぜる → 完成 ★★★

                   

★新聞紙やタオル、毛布などで包む保温調理は、極弱火でコトコトと煮込むのと同じ効果が得られますよ!そして、そのままゆっくりと冷ましていく過程で、味もしみ込みます!!(煮込み系のお料理は、こうやって2~12時間包む保温調理がお勧めです☆)

沢山作って、熟成される過程を楽しんでね♪

カレーの画像

★カレーは煮込むほどに美味しくなるので、1日目よりも2日目、3日目…5日目と、味が柔かく、優しく、まろやかに熟成されていきます!! お鍋の底が見える頃が、食べ終えるのが惜しくなるような美味しさを味わえますよ!!
この変化を楽しんでみてね。
★入れる食材は「何でもOK!!」 その時冷蔵庫にあるお野菜やお肉を、冷蔵庫のお掃除をする感覚で、お好みの配合で入れると良いのです☆

カレーの画像  カレーの画像
カレーの画像  カレーの画像

★マンゴーチャツネは、以前は↑↑↑ボトルタイプのものを使い、果肉を刻んで使っていましたが、内容量が多く…余ったものはラップで包んで冷凍保存していました。 最近は、ハウス食品さんの1回使い切りパウチのものをよく使っています。

カレーの画像  カレーの画像

★ルーを煮汁を少しずつ加えてのばしていく作業が一番の山場です。 最初の1~5杯目までは、とにかく少量の煮汁を加えて手早く練り混ぜること! 最初から沢山の煮汁を加えると、ダマができてしまいます。
★新聞紙やタオル、毛布などで包む保温調理は、極弱火でコトコトと煮込むのと同じ効果が得られますよ!そして、そのままゆっくりと冷ましていく過程で、味もしみ込みます!!

カレーの画像  カレーの画像

★家庭料理なので、お好みに合わせて使う食材も分量も濃度も自由にアレンジしてくださいね。
★夏のカレーは、夏野菜を素焼きしたものをトッピングすると美味しいですよ♡

♣このレシピに関連するトピック

『What's New』 Aug.16,2015
『What's New』 Dec.5,2013
  の記事を読んでみてね♡
  (↑太字をクリックするとリンク先に移動しますょ)

 

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